広島にはJR貨物広島車両所があり、中国エリアや関西エリアで活躍する機関車の全般検査等を実施しております。
そこでは、毎年10月頃に一般公開が行われ、様々な機関車の展示や限定グッズの販売等がございます。
2013年に開催された一般公開でこのような珍しい商品が販売されておりました。

商品の名前は「幻となった塗装デザイン案」。
広島車両所で全般検査を実施するDE10・DD51・EF64・EF66・EF67・EF200・EF81の新塗装案の数々がイラストされております。
全てのイラストは実車両で採用されておらず、「幻」となった塗装案ばかりです。
鉄道車両の塗装を個人がオリジナルに編集した写真は、SNS等でたまに見かけますが、これはJR貨物の公式グッズ。

このグッズを見た時、各機関車の新塗装案を見るだけで、なぜかワクワクする気持ちでした。
各案の詳細を拡大した写真が以下となります。



現役のEF210桃太郎やM250SRC等をベースとした案や、EF67に関しては「EF59モチーフ案」「押太郎案」など独創的な案が多いですね。
最近のJR貨物イベントでは、旧塗装復活を頻繁に見かけます(若手技術者の練習・訓練の一環が目的らしい)。
幻となった塗装も、どこかで実物を見てみたいですね。
本日の投稿は以上となります。ご覧いただき、ありがとうございました。
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